2007年11月13日

スカッと紹介

こんにちは、ナレッジネットワークの尾本です。

今回は、気持ちの良いオープニング映像を紹介します。

オープニングは、映画、番組に関わらず、視聴者をその世界観へ誘導する大事な演出です。だからこそ、長時間の製作期間と最新技術などを取り入れています。

今回、ご紹介したいのは、
「007/カジノロワイヤル」
「スパイダーマン3」

どちらも大変有名な映画ですが、どちらのオープニングも、とても気持ちよいです。

「007/カジノロワイヤル」では、実写やフィルムを忘れさせる、トゥーンレンダリングのアニメーションがオープニングを飾ります。
映画での3次元コンピュータグラフィックスは、写実的(フォト・リアリステック)な表現が求められ、実写との合成において、どれだけ一体感を持つことが出来るかが、一つの技術尺度でした。

この従来の手法と正反対のものが、このトゥーンレンダリングです。

細部の表現を省略する反面、陰影やエッジの予測がつきにくく、未完成で新しい技術なのです。写実的な表現が完成される一方で、確立されていきました。
ゲームでは、ゼルダの伝説風のタクトが、有名ですね。当時の衝撃は凄く、大変感動したのを覚えています。

漫画やイラスト風な作画でありながら、奥行きをもつ、この3次元コンピュータグラフィックスが、クリス・コーネル氏の曲にシンクロします。聴覚、視覚両方からの刺激は、何度見ても飽きず、格好良いです。

主人公の「最強」や「最新技術ウエポン」など、オープニングが007を彷彿させてくれます。

このオープニングから一気にエンディングまで、あっという間に時間が過ぎ、本編もとても面白いです。
『スカッと』したい時、に特にお薦めです。

何も知らずに、映画を見るのも楽しみ方のひとつですが、制作者の狙いや思いなどを考えながら見るのも、とても楽しいので、複数回見る機会があれば、是非試していただきたいです。

「スパイダーマン3」のオープニングも、とても格好良いんです。
これは、次回、書きたいと思います。

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Posted by KNブログ at 09:00│Comments(0)
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