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2008年04月28日

みんなの童謡

こんにちは、ナレッジネットワークの尾本です。
NHKの番組で「みんなの童謡」という番組があります。皆さんも歌ってきた童謡の音楽番組です。季節に合わせた童謡を実写映像に歌詞テロップを載せて放映されています。放送日は、毎週土曜日「週刊こどもニュース」の後で、18:42〜18:45です。毎週楽しみにしている番組の一つです。

何故このミニ番組を見ているのか?実は、ここにとても多くの宝が眠っているからです。

童謡の内容にあわせて奥深い実写映像が巧みに編集されています。視聴対象は、親子です。特に幼い子供にも楽しんでいただきたいと、分かりやすい映像で、歌が楽しくなるようなストーリーを作っています。ここに、宝があるのです。
子供達にも理解してもらえるような映像の作り方、それは、編集の基本を使って、下地を作り、子供達でも感情移入できるような画を見せて歌のストーリーを作っていきます。

つまり、基本に忠実で、正統的な編集技術ということになるのです。

編集技術にも時代にあわせて、流行り廃りがあります。今流行っている編集技術を使って映像を作れても、それは、たいした技術ではありません。

基本を使った編集技術の方が遥かに高度な技術となります。

流行りの編集技術や基本の技術を使い分けて編集を行いますが、基本を忘れては、バランスが悪くなります。基本を大事に、初心を忘れないようにと言う事で、「みんなの童謡」を楽しく見ています。

今は、「こいのぼり」と「桃太郎」が放映されています。声を出して歌いだすと、一気に童心に返ります。とっても楽しいです。試しに番組を見ながら歌ってみませんか?

「やねよりたかい こいのぼり〜♪♪」
  


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2008年04月14日

色の時間軸

こんにちは、ナレッジネットワークの尾本です。
色は、色相、明度、彩度の3つによって構成されています。今回は、その中の明度についてお話します。

色相や彩度に関わらず、明度が高くなれば白に近づき、明度が低くなれば、黒へ近づきます。色とは、何なのか?それは、素粒子であり、光子です。そのため、エネルギーと時間と重さのない量を持っています。その中で、時間を表すものが、明度です。白は、RGBの全てを含んでいる時間の無限さを表し、逆に、黒は全てを失った色です。そのため、ビデオ編集の中でも、白は、未来をイメージさせ、黒は、過去や老いををイメージさせます。

例えば、夜更けから翌朝へ暗転する場合は黒を使い、主人公が青年から大人へ成長した経過を見せるときなどは、白を使います。

映像編集では、過去・現在・未来という時系列を壊して、ドラマチックにすることが多いですが、それをわかり易く表現する為に、色の持つ時間軸を上手に使って、説明しています。

色の持つ時間やエネルギーや量に着目して見ると、また新しい発見があります。

新しい発見をしていただけるよう、色を理解して映像制作へ取り組んでいます。   


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2008年04月12日

ロゴの一新

こんにちは、ナレッジネットワークの尾本です。
先日「新ドコモ宣言」で、新しいブランドステートメント、スローガンの発表と共に、新しいコーポレートブランドロゴとコーポレートカラーを発表しました。「ドコモレッド」という特別な赤で、小文字の「docomo」に変更したということです。詳しくは、NTTドコモさんのホームページを参照下さい。

11年使ってきたコーポレートロゴやカラーを変更することは、非常に重要なことです。ロゴに飽きたので、ロゴを変更しようという思いつきや、商品は性能が良いのに、業績が伸びないので、ロゴ一新で風向きを変えたいという考えは、イメージ戦略を真剣に考えていない結果、提案されることが多いと思います。

問題はそんなことではなく、もっと根深い別の問題だったりします。この場合、さらに悪い方向へ加速する為、十分な注意が必要です。

映像制作で扱うロゴも厳重に扱います。頂いた色によっては、忠実に再現できない場合もあり、その場合は、了承を得た上で、扱います。ビデオでは、NTSCというテレビ映像の方式があり、彩度の高い色を表示できません。今回の「ドコモレッド」でいえば、R:G:Bが255:0:0の赤であれば、表現できないのです。

当社では、NTSCカラーの基準を守って、制作を行っています。  


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2008年04月07日

民放で見る映画

こんにちは、ナレッジネットワークの尾本です。
最近、映画館で映画を見ることが少なくなってきました。見たい映画もいつか見ようと思っている内に、あっという間に時間が過ぎて、公開終了ということもしばしばあります。

そこで、レンタル屋さんからビデオを借りて自宅で見るのですが、それも忘れるくらい時間が過ぎるとテレビ放映されているのを見て、途中から見出したりします。

皆さんは、こんな時どうされていますか?

私は、途中から見てしまっても、見たいのをグッとこらえて、わざわざレンタル屋さんへ、借りに行きます。

今、テレビ放映しているのだから、それを見ればお金も掛からず、内容も同じでは…。と、おっしゃる方も多いのですが、興味のある映画に対しては、是非映画館や、DVD、ビデオなどで、楽しんでいただきたいと思っています。

それは、テレビ放映されている映画は、一部編集が入った、加工された映画だからです。

放送には、放送時間の制限があります、また、放送コードという規定制限もあります。

そのため、ストーリーの大筋に関係しないショットを削除することで、CMの時間を確保したり、テレビでの不適切な表現を削除して放送されているのです。それは映画の大ファンでなければ、気付かない位、緻密な編集を行っているため、初見では気にならないことなのですが、その分、映画への感動が薄れることがあります。

なぜなら、その削除された映像も含めて映画が成立しているからです。全てのショットには意味があり、様々な描写が行われています。そのため、削除されたショットがないために、制作者や役者や映画そのものの深い意味を読み取れないことが生じます。

その結果、感動が薄れるのです。

映画では、2時間程の時間の拘束をしてしまいます。忙しければ忙しいほど、最初から本物を見て、たくさんの感動とリラックスをしていただきたい、

それが、お薦めの鑑賞方法です。  


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2008年04月01日

ファッションと音楽と映像と…

こんにちは、ナレッジネットワークの尾本です。
先日、TOKYO GIRLS COLLECTIONが、TV放映されました。TOKYO GIRLS COLLECTIONは、2005年から開催されている、女の子のためのファッションフェスタです。リアルクローズと呼ばれるファッションを世界に発信するというイベントです。最新のデザインと鋭い感性を持って、各ブランドがしのぎを削ります。

ショーである以上、BGMや照明や小物などは、それぞれのファッションを印象つける為の重要な要素である為、その一つ一つにこだわりがあります。

それをもれなく伝えようと、音楽に精通したクリス・ペプラーさん、ファッションに詳しい松下久美さん、等身大の女性として安田美沙子さんがナビゲートしていました。

流れる音楽によって、ブランドのイメージが膨らみ、モデルの着こなしによってイメージを具現化し、たくさんの照明が、あらゆるシーンでの色の変化を伝えます。

伝えたいことがあるから色を使う。
伝えたいこと?それは、メッセージ。メッセージ?それは、中身。中身?それは、心だと、ある有名なデザイナーが謳っていました。

肩を下げ、前を向き、腿を上げ、足をクロスさせて、観客に表情を持ってブランドを伝える。有名なモデル達が、色を駆使したファッションを、ブランドを、心を、一生懸命伝えていました。

その表現に負けないよう、映像も最新の技術で迎え撃ちます。

私達も、映像を通して、心を伝える制作物を提供したいと思います。  


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