2009年05月25日
選曲に困った時に。
今回、自社説明会で流すBGMを何にするか?と担当者と話しながら、なかなか選曲できずにいました。
そこで、SD法を使って、イメージとなるキーワードを絞り込んでいきました。SD法とは、大きい・小さいなどの反対の意味をもつ形容詞に対して、どちら側なのか?その反対語をいくつか用意して、イメージを膨らませる方法です。
今回は、「軽い」、「派手」、「男性的」、「柔らかい」、「大人っぽい」が選択され、それを元に音楽のジャンルを探しました。
音楽は、個人の印象が色濃く出る為、イメージが違うということになりがちですが、反対語の選択をする事で、消去法が働きます。結果、一応の音楽のジャンルを探し当てることができるのです。
きちんと選曲できる方がいる場合は、お任せしても、素晴らしいBGMが披露されますが、お互いのイメージが曖昧で、困り果てた時に、周りと自分を納得させる為に非常に有効です。
音楽への探求は、いつまでたっても終わりませんが、やはり選曲には、毎回悩まされます。
そこで、SD法を使って、イメージとなるキーワードを絞り込んでいきました。SD法とは、大きい・小さいなどの反対の意味をもつ形容詞に対して、どちら側なのか?その反対語をいくつか用意して、イメージを膨らませる方法です。
今回は、「軽い」、「派手」、「男性的」、「柔らかい」、「大人っぽい」が選択され、それを元に音楽のジャンルを探しました。
音楽は、個人の印象が色濃く出る為、イメージが違うということになりがちですが、反対語の選択をする事で、消去法が働きます。結果、一応の音楽のジャンルを探し当てることができるのです。
きちんと選曲できる方がいる場合は、お任せしても、素晴らしいBGMが披露されますが、お互いのイメージが曖昧で、困り果てた時に、周りと自分を納得させる為に非常に有効です。
音楽への探求は、いつまでたっても終わりませんが、やはり選曲には、毎回悩まされます。
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19:09
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2009年05月18日
ウソかホントウか?
NHKの大河ドラマ「天地人」が、分かりやすいと若年層の視聴者を増やしています。
これは、最近の歴史ブームや武将ブームもありますが、情報を全て伝える事に拘らず、何を伝えたいかを中心に簡略化して、人気を高めてきています。
キャスティングでは、演技派ではなくても、フレッシュさを重要視して、若い人に馴染みのある顔ぶれを揃えたり、歴史的な細かい背景も省略する事で、シンプルな作りに徹底。それが、敷居の低さを実現しています。
ここから先は、本から得た情報なのですが、合戦の前の会議などでは、家老だけでなく、かなり多くの武将達が参加しているものが、正しい形なのですが、それを視聴者に見せても、情報が多すぎて、そのシーンが何を伝えたいか理解できなくなったりします。
そこで、わずかな人数で、その会議が成立するような演出に形を変えて、情報を伝えます。これは、その道の専門家から見れば、指摘したい事だらけなのでしょうが、正しい形で再現する事だけに拘っては、そのシーンを作る意味合いが異なってきます。
テレビでは、ドラマであれ、ドキュメンタリーであれ、最も伝わる手法は何か?そして、何を伝えたいか?を中心に考えた時、ウソもホントウも情報の一つでしかありません。
歴史ものやテレビショッピングものは、「そうだったのか!」と鵜呑みにしがちですが、分かりやすくするために情報が加工されていることの方が多いので、全てがホントウだと理解してしまうと、情報を間違って認識してしまいます。
面白くする為に、演出があるということを認識して、ウソもホントウも半分ずつだと情報を見てもらえると、楽しみ方が広がるのではと思います。
これは、最近の歴史ブームや武将ブームもありますが、情報を全て伝える事に拘らず、何を伝えたいかを中心に簡略化して、人気を高めてきています。
キャスティングでは、演技派ではなくても、フレッシュさを重要視して、若い人に馴染みのある顔ぶれを揃えたり、歴史的な細かい背景も省略する事で、シンプルな作りに徹底。それが、敷居の低さを実現しています。
ここから先は、本から得た情報なのですが、合戦の前の会議などでは、家老だけでなく、かなり多くの武将達が参加しているものが、正しい形なのですが、それを視聴者に見せても、情報が多すぎて、そのシーンが何を伝えたいか理解できなくなったりします。
そこで、わずかな人数で、その会議が成立するような演出に形を変えて、情報を伝えます。これは、その道の専門家から見れば、指摘したい事だらけなのでしょうが、正しい形で再現する事だけに拘っては、そのシーンを作る意味合いが異なってきます。
テレビでは、ドラマであれ、ドキュメンタリーであれ、最も伝わる手法は何か?そして、何を伝えたいか?を中心に考えた時、ウソもホントウも情報の一つでしかありません。
歴史ものやテレビショッピングものは、「そうだったのか!」と鵜呑みにしがちですが、分かりやすくするために情報が加工されていることの方が多いので、全てがホントウだと理解してしまうと、情報を間違って認識してしまいます。
面白くする為に、演出があるということを認識して、ウソもホントウも半分ずつだと情報を見てもらえると、楽しみ方が広がるのではと思います。
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21:32
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2009年05月11日
オープンスクリーンプロジェクト
こんにちは、尾本です。
FlashPlayerの普及とデジタルビデオの発展によって、ビデオフォーマットや、デバイスを問わずに展開できる、Open Screen Projectというのが、でてきています。
これもバイラルの効果を高める一つの要素ですが、今度益々、マルチコンテンツ、マルチプレイヤーが広がる中で、映像の文法だけでなく、新しいテクノロジーも理解して、制作に取り組まなければいけません。
デザインとプログラムの境目が曖昧になるつれ、web出身の映像クリエイターや映像出身のwebクリエイターが増えてきています。どちらも既存の経験や技術に加えて、新しいテクノロジーに対応しなければ、最適なコンテンツをユーザーに提供できなくなっています。
マルチなユーザーに満足してもらう為にも、マルチな制作能力が特に必要になってきている事を感じます。
FlashPlayerの普及とデジタルビデオの発展によって、ビデオフォーマットや、デバイスを問わずに展開できる、Open Screen Projectというのが、でてきています。
これもバイラルの効果を高める一つの要素ですが、今度益々、マルチコンテンツ、マルチプレイヤーが広がる中で、映像の文法だけでなく、新しいテクノロジーも理解して、制作に取り組まなければいけません。
デザインとプログラムの境目が曖昧になるつれ、web出身の映像クリエイターや映像出身のwebクリエイターが増えてきています。どちらも既存の経験や技術に加えて、新しいテクノロジーに対応しなければ、最適なコンテンツをユーザーに提供できなくなっています。
マルチなユーザーに満足してもらう為にも、マルチな制作能力が特に必要になってきている事を感じます。
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17:17
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2009年05月08日
約1100万円の相場
お世話になります、尾本です。
先日からライセンスのプロパティやアニメーションのグロスなどを考える機会が多くなり、そこで、アニメーションの1話(約30分)の制作費について、教えていただく事がありました。弊社では、企業様のPVを中心として制作に関わらせていただいているので、CG(3次元)を使うことがあっても、アニメーションを使う機会はそう多くありません。
映像制作では、様々な条件が複雑に絡まって、制作費が捻出されるので、平均値となるような概算値などはほとんどありません。しかし、過去のアニメーションの制作実績と、上場している会社の決算から見た場合、アニメーションは1話につき約1100万円の制作費が必要ではないかと言う事でした。
これは、あくまで参考値であり、キッズ向けアニメーションと青年向けアニメーションでは、また金額が異なってくるそうです。品質の高いアニメーションでは、1話で3000万円ほどするものもあるとか・・。
普段から映像制作に関わっている私でも、当初考えていた金額のイメージと乖離があり、はやりアニメーションは、日本が誇る[製造業]だと再認識しました。 [製造業]という表現に、違和感を感じる方もいらっしゃると思いますが、言いたいのは、手作りでしかありえない、「美」、「芸」の創造であるとお伝えしたいのです。
彼らのアニメーション技術や表現は、実写のそれと互いに影響しあって、発展してきました。
我々も彼らの魂を削って制作されたアニメーション技術を活用しながら、制作の発展に動いています。
先日からライセンスのプロパティやアニメーションのグロスなどを考える機会が多くなり、そこで、アニメーションの1話(約30分)の制作費について、教えていただく事がありました。弊社では、企業様のPVを中心として制作に関わらせていただいているので、CG(3次元)を使うことがあっても、アニメーションを使う機会はそう多くありません。
映像制作では、様々な条件が複雑に絡まって、制作費が捻出されるので、平均値となるような概算値などはほとんどありません。しかし、過去のアニメーションの制作実績と、上場している会社の決算から見た場合、アニメーションは1話につき約1100万円の制作費が必要ではないかと言う事でした。
これは、あくまで参考値であり、キッズ向けアニメーションと青年向けアニメーションでは、また金額が異なってくるそうです。品質の高いアニメーションでは、1話で3000万円ほどするものもあるとか・・。
普段から映像制作に関わっている私でも、当初考えていた金額のイメージと乖離があり、はやりアニメーションは、日本が誇る[製造業]だと再認識しました。 [製造業]という表現に、違和感を感じる方もいらっしゃると思いますが、言いたいのは、手作りでしかありえない、「美」、「芸」の創造であるとお伝えしたいのです。
彼らのアニメーション技術や表現は、実写のそれと互いに影響しあって、発展してきました。
我々も彼らの魂を削って制作されたアニメーション技術を活用しながら、制作の発展に動いています。
Posted by KNブログ at
11:12
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