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2009年06月22日

番組の共有化

先日、全く同じテーマ、同じタレントを使った、タイトル違いの番組を見ました。
画質が違うという事で、地上波用と、ハイビジョン用の番組に時間差で放映されていました。

BSやCS、ハイビジョンでは、クライアントはまだ多くなく、制作費が集まらない場合が多いです。そこで、ハイビジョン独自の放映というものでも、時間が過ぎれば、地上波となります。
それが、最近では、地上波で流し、その後にハイビジョンでも別の番組タイトルとして放送しています。
多チャンネル化によって、ユーザーの選択は広がりましたが、その反面、番組単位での制作費は分散される為、番組の質が下がったり、2次利用的な番組となってしまいがちです。

年々情報の流通量は増えているといいますが、無駄に流している情報も多く、整理して欲しいと思うこともしばしばです。
放送もインターネットの勢いにおされているのか、何でもアリの傾向が出てきているように感じます。

自分で価格破壊をしたせいで、業界全体の縮小を招く現象のように、先日も囚人のジレンマだなと感じたお話がありました。
多くの人が参加して、一般的になる事は、大変素晴らしい事だと思いますが、大衆化しすぎると、その業界のこだわりや技術がそこなわれていくようにも感じます。  


Posted by KNブログ at 18:09Comments(0)

2009年06月15日

映像提案する時

お客様に映像の提案をする時、ほとんどの方が映像制作について知らないことが多いので、制作の流れと一緒に企画や構成のお話をします。

企画や制作の流れについて理解していただくことはもちろん重要な事なのですが、これよりも重要な事があります。
それは、キャッチボールです。

説明がとても不十分で、お客様が理解できず、質問してくる事があります。しかし、その質問とのやり取りで、ほとんどは、問題を解決できます。そのやり取りで、お客様が知りたいこと、またこちらが欲しい情報というのを引き出していけるからです。

もちろん、説明が不十分なのは、大変申し訳ないことで、伝える為に何が必要かをいつも反省しながら考えますが、この問題は、たいしたことではないのです。

それよりも、説明をする上で、お客様が全く返答していただけない時、これが最も大変な時です。伝えたい情報は、伝わらない、引き出したい情報は引き出せない。まさに踏んだり蹴ったりです。

このときは、さすがに自分の無能さを思い知らされながら、大変申し訳ない気持ちで一杯になります。
映像を制作するというスキルはあったにしても、その制作を始めるためには、やはりコミュニケーションできる力が必要となります。
この課題は、いつまでたっても解決できそうにありません。日々精進することが必要だとつくづく思います。  


Posted by KNブログ at 21:18Comments(0)

2009年06月08日

フリーソフトで広がる

フリーソフトの充実と無料のwebサービス拡大によって、仲間とのファイルの共有や情報の発信が行いやすい環境になってきました。マイクロソフトでもwindows liveというサービスで、写真や動画がますます身近になってきています。

必要な機材も安価になってきており、また初心者にやさしい機能が豊富にあるため、気軽さが増しました。
動画共有サイトでもユーザー自身が楽しんで、趣味からプロの世界に入ろうとする人も多いようです。

先日も、自分が撮影した動画を売り物にしたいという相談をうけましたが、商品としての品質チェックの話などをすると、全く売れないことが分かり、がっかりしていたようです。しかし、専門的な勉強をしてもう一度挑戦するという事でした。

はじめは、気軽に挑戦したことでも、最終的に自分のしたいこと、目指したいものができるというものは、とても応援したくなります。「動画」もこうして、皆から理解してもらえれば、制作者の人口が増え、世界が広がるなぁと感じます。
品質が悪くても、それは条件をクリアすればよいだけのこと。そこにあるアイデアは、人それぞれの個性があり大変面白いので、皆さんが作ったスライドショーや動画を見て、勉強させてもらっています。  


Posted by KNブログ at 20:28Comments(0)

2009年06月01日

OPを変える時

オープニングをタイムリリースによって、変更を加える事は、よほど長期的な番組でなければ見ることができませんが、変更されたオープニングを見ると、飽き始めていた番組冒頭を、新鮮な気持ちで迎える事ができます。

これによって、改めて、友人や知人にオープニングが変わって、さらに面白くなっているよと、勧めたくなるのです。

このオープニングが変更されるタイミングは、主人公の劇的な運命の転換期や、または成長に伴って変更されます。
また、一度の変更で終わらず、主人公の晩年にむけて、もう一度オープニングを変えるものもあります。そこまで、できれば、制作者冥利に尽きますが、よほどの大プロジェクトでなければ、お目にかかれません。

しかし、オープニングの変更を加えてまで、視聴者を獲得しようとする熱意は、番組の内容にも反映され、よい結果が生まれる事が多いのではと思います。  


Posted by KNブログ at 19:22Comments(0)