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2007年08月31日

テレビCMの15秒の秘密

はじめまして、ナレッジネットワークの尾本と申します。
私の業務担当している映像制作で、
皆さんが、「へぇ〜」、「そうなんだぁ!」と明日の話のネタになりそうな話題を
提供できたら・・・、と思っています。
では、早速!!
皆さん、テレビのCMがうるさいなぁ〜と感じたことは、ありますか?その感覚は、間違っていません。なぜなら、通常の番組よりも音のレベルが高めに設定されることが多いからです。
よく考えれば、当然です。
テレビCM、それは、広告ですね。広告は、より多くの人に商品をアピールしなければいけません。しかも前後のCMとの競争もあります。そのため、できるだけ、大きく、高く、激しく音作りをします。
そんな音ばかりでは、うるさくて気分が悪くならないのか?
どこから番組の音で、どこまでがCMの音なのかを判別できるのか?
この疑問に答えられますか?
当然、放送に関する音のレベル制限など規定があります。この規定の中で音を整える技術者のことをミキシングエンジニアといいます。
彼らが行う作業の中で、ノンモンを作るという作業があります。
これは、テレビCMの前後15フレーム(1秒間は30フレーム)は、完全に無音状態にすること、つまり、前後の半秒、15秒の中の1秒は、全く音がついていないんですね。こうすることで、前後のCMと音が喧嘩せず、しかもスムーズに次のCMへ気持ちが切り替わることができるのです。
これは、ミキシングエンジニアだけが行えばよい技術ではありません。インタビューなどを編集するエディターもこれを踏まえて編集しています。
映像制作は、各分野のプロフェッショナルによって、分業されますが、一方で、他分野の背景を踏まえて仕事を遂行する必要があります。
映像制作は、そういったことから総合芸術だといえます。
では、音楽は、○○芸術??だと思いますか?
この答えは、次回!お楽しみに!!  


Posted by KNブログ at 09:00Comments(0)