2008年06月02日

音の視聴環境

こんにちは、ナレッジネットワークの尾本です。
今回は、音のクォリティを高める為に、どんな環境で、音をモニターしているのかを話します。

現在は、ノンリニア編集というPCを使った編集を行っています。そのノンリニア編集では音をモニターする方法が、スピーカーとヘッドホンの2通りあります。弊社では、スピーカーを置けない環境である為、ヘッドホンを使っています。どちらを使うにしても、高級である必要はありませんが、忠実再現に優れたもの、または気持ちよく聴こえるようにチューニング(味付け)したものに分かれ、どちらのヘッドホンでモニターしているのかを把握して編集することが重要です。

通常は、忠実再現に優れ、素直な音を出すヘッドホンが望ましいですが、自分が長年聴いているヘッドホンで、その特性を知り尽くしているならそのヘッドホンでも十分に作業できます。

機材の環境を整えた後は、聴く音量(レベル)もどのボリュームが最適なのかを決めていきます。大きくすれば、音のノイズやエラーを発見しやすくなりますが、完成品も音量(レベル)の高いものになってしまいます。また、耳が疲れるからといって、小さな音で、編集を続ければ、ノイズやエラーの発見ができず、全体のバランスが小さいままとなってしまうのです。

大事な事は、経験によって自分の頭の中で補正をかけられるような聴く音量(レベル)に固定して、それを徹底する事です。そうする事によって、判断基準を狂わすことなく、保てます。

そして、完成品を普通のテレビでは、どう聴こえるのか?PCでは、どう聴こえるのか?という事を想像して、検証を重ね、音のクォリティを高めようとしています。

弊社では、ヘッドホンを使っていますが、スピーカーを置ける環境であれば、アンプ内臓のスピーカーで作業すると、長時間の編集も可能になるので、お薦めします。ヘッドホンでは、耳を悪くする事もありますので、気をつけておきたいですね。

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Posted by KNブログ at 09:00│Comments(0)
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