2009年01月26日

スタート直後

こんにちは、ナレッジネットワークの尾本です。
先日、待ちに待ったNHKスペシャルが放映されました。しかし、開始直後から、異変を感じたのです。クオリティーが落ちている。高揚させる音楽とは反対の冷たいナレーション、そして、浮ついた声、気持ちも深みも感じられないナレーションに、このナレーターは、誰だろうと、あまり良くない意味で、スタッフロールを確認しました。

確認すると、そこにはお笑い芸人の名前が・・・。

このシリーズのグランドデザインは、秀逸だった為に、一気に見る気が失せてしまいました。

というのも、このシリーズは、題字、音楽、デザインとそれぞれが素晴らしいプロの顔ぶれで、尚且つ新鮮さが非常にあり、番組の内容に、勝るとも劣らない気迫を感じていたのです。
その気迫に満ちた様は、映し出される人々の熱気に負けないよう必死だったのです。それだけに、全く気持ちのこもらない、そして発声の訓練も受けておらず、聞きづらいことこの上ない、ナレーションに、非常にがっかりしました。

ナレーターや書家、音楽家、デザイナーなど、彼らの評価を数値化することは、難しく、価値も判断できない為、誰がしても大差ないという意見もありますが、やはり、それは制作物のあらゆるところに反映して、視聴者をがっかりさせます。

制作予算の縮小など、様々な理由があるのでしょうが、節約する場所を間違えると、せっかくのコンテンツを最後まで楽しんでもらえません。

安易な調整で、視聴者をがっかりさせないように、制作物に魂を込めたいと思います。

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Posted by KNブログ at 09:00│Comments(0)
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